デジタリエ

GAFAなどのデジタル動向やグルメや買い物

Googleトラベルがさらに進化?

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Googleが2019年5月より、日本でも開始したGoogleトラベルが進化したかもしれません。

 ホテル予約、フライト予約、スポット検索、イベント検索、グルメ検索などがシームレスにつながれ、旅行の計画から実行までをスムーズに行えるものです。

私はホテルやレストランやフライトの予約は、基本ネットのいろいろなところで予約し、Gmailで受け取っていますが、本日予約したメールの後に、Googleアプリより「旅行計画が作られた」という通知が初めて来ました。

www.travelvoice.jp

 

 

 

 

予約メールから旅行計画?

ホテルや航空券の予約確認メールが、Gmailに届くことでいろいろなサービスと連携します。

Googleカレンダーへ自動登録

まずはメールの内容にある日付や時間を読み取って、Googleカレンダーに自動で登録されます。下記の予約は自動で登録されることは確認しています。

  • 航空券予約
  • レストラン予約
  • ホテル予約

すごく便利ですが、予定を見られてるみたいで怖い人は解除できます。Gmailとカレンダーの連携や解除は公式のヘルプを確認してください。

Gmail からの予定 - パソコン - カレンダー ヘルプ

Googleアプリから旅行計画を通知

Googleアプリを入れているからでしょうが、予約メールを受け取った10分後くらいに「旅行計画が作成されました」の通知が来ました。これが今回初めてです。

Googleトラベルで確認できること

Googleトラベルでの旅行計画では、その旅行先に必要な情報が集約して確認できます。

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通知をタップ旅行計画画面へ

 

おすすめスポットを探す

旅行といえば現地で何をするかは大事ですが、その情報探しを便利にしてくれます。その情報のもとは最近目にすることの増えたマイビジネスですね。人気のスポットをリストと地図で確認できます。

 

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周辺のスポットを紹介

開催されるイベントを表示

Googleの検索で最近イベント表示されるようになりました。この情報は「構造化データ」でeventマークアップされた情報が集約されています。イベント主催者が構造化対応していることはまだ少ないので、WalkerPlusなどの構造化しているメディアの情報が掲載されている状況です。

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イベント表示をタップすると旅行日周辺の近隣のイベントが表示される。

 

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詳細を表示すると、地図とデータ提供元とそのイベントに関係する検索結果が表示されます。

 

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主催者公式の検索結果が出ていますが、公式情報よりも目立つ形で表示されます。今後主催者の公式ページがイベントの構造化を行う必要性を検討したほうが良いかもしれません。

人気のレストランを表示

こちらもGoogleマイビジネスの情報を掲載します。

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最近食べログぐるなびなどの飲食口コミサイトに公取委が動いていたり、信ぴょう性の問題もあるので、Googleの口コミは辛らつで参考になるのでいいですね。予約の連携も始まっているので、そのまま予約にもすすめます。

Googleスピーカーも連携?

自宅で毎朝Googleスピーカーに「おはよう」と声かけています。その日の天気や通勤経路のトラブルがあれば伝えてくれますが、カレンダーを読み取ってその日の予定をリマインドしてくれます。

フライトの遅れもスピーカーが通知

以前、航空券の予約をして出発日の朝にスピーカーにいつも通り「おはよう」と声かけると、「本日のフライトはキャンセルされました」とスピーカーが!!

驚いてスマホを確認すると航空会社から、機材の影響で飛べなくなったので振替の予約をしてほしいというメールが。。

無事に振替便を予約でき、Googleアシスタントが本当にアシスタントのように感じた出来事です。

Googleの目指すものは?

Googleの使命をご存じだろうか?

www.google.com

設立から約20年一貫してます。

世界中の情報を体系化しアクセス可能で有益なものにする

 

そして、行動指針のように掲げられる「10の事実」

  1.  ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
  2.  一つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
  3.  遅いより速いほうがいい。
  4.  ウェブでも民主主義は機能する。
  5.  情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
  6.  悪事を働かなくてもお金は稼げる。
  7.  世の中にはまだまだ情報があふれている。
  8.  情報のニーズはすべての国境を越える。
  9.  スーツがなくても真剣に仕事はできる。
  10. 「すばらしい」では足りない。

こういった、理念やポリシーで世界中のWebを変え続けている。日本企業がそう簡単に追いつけないのも納得できる。

まだまだ進化の過程です。ユーザーとして楽しみにしていきます!