今年の漢字は「令」になったが、Googleが2019年の「Google検索ランキング」を発表した。調査対象期間は2019年1月1日~11月29日。
Yahoo検索大賞や流行語大賞は「?」が多かったが、Googleの検索ランキングは今年の世相を表すキーワードが満載だ。2018年との比較も交えて振り返ってみました。
※すべてのキーワードにGoogle検索へのリンクをつけておきました。
Google急上昇検索ランキング
2019年急上昇
令和を超えて、台風被害が甚大だったので急上昇1位に。ラグビーにオリンピックのスポーツイベントに、ゲームやドラマやアニメなど話題の作品も入った。鬼滅の刃はYahoo検索大賞にも選ばれている。
京都アニメーションや吉本興業など世間を騒がせた事件も。消費増税があったがそれほど注目は集まらなかったようだ。
2018年急上昇
2018年もワールドカップにオリンピックとスポーツイベントが上位に。記憶は薄れているが台風も去年も多かったんですね。
2019年には人名は入っていませんでしたが、犯罪や亡くなられた方と、大谷翔平のメジャー二刀流挑戦も話題になった。
Google〇〇とは検索ランキング
2019年〇〇とは
消費増税に合わせたキャッシュレス推進の影響で「ペイペイ」や「軽減税率」の意味を調べられた。「ホワイト国」「GSOMIA」など韓国関連の話題や、モラハラやMDMAなど事件がらみの意味や、人気になりにわかファンの増えたラグビー関連も調べられた。
2018年〇〇とは
2018年は「仮想通貨」や「ビットコイン」などのデジタルの金融商品に注目が集まった。すっかり耳にする機会は減った。「裁量労働制」や「ガバナンス」など企業関連のキーワードや、冬のオリンピックのスケートで活躍した「パシュート」なども注目されたようだ。
Google【話題の人(総合)】検索ランキング
2019年【話題の人(総合)】
2019年の急上昇ランキングには人名は入らなかったが、2019年後半にMDMAで逮捕された「沢尻エリカ」が1位になった。集計期間ギリギリで1位なので衝撃の大きさがわかる。
「蒼井優」「二宮和也」「滝川クリステル」などのおめでたい話題や、「大坂なおみ」「渋野日向子」「井上尚弥」などスポーツ層が上位を占めた。
2018年【話題の人(総合)】
2018年はTOKIOの「山口達也」の事件が1位だった。「大杉連」「西城秀樹」「さくらももこ」といった急逝された著名人が目立つ。「宇野昌磨」「カーリング女子」など冬季オリンピックの関連した人が話題だ。
2020年の検索予測
2019年もいろいろあったが2020年はどうなるだろう?なんといっても東京オリンピック関連のスポーツ系の活躍次第で大きく変わるだろう。
外国人観光客も増加し、就業の調整なども行われるのでそれにかかわる言葉も注目されそうだ。勝手に予測しておこう。