【11/1追記】ファミマに今日行ったらすでにTポイントが利用できない貼り紙が!?dポイントや楽天ポイントの案内は無かったので、先行してTポイントが使えなくなったのかも?図もTポイントに×を加えました。
【11/11追記】正式にリリースが出ました。Tポイントは残るようです。先日店レジに貼り紙があった店舗も、貼り紙なくなりTポイントが正常に使えていました。
- ファミマ11月からdポイント・楽天ポイント導入
- ミスドも11月11日から楽天ポイントに加えdポイントも
- ポイントの切り替えやマルチポイント化が進む
- コンビニ大手2社で貯まるdポイント
- 今後はキャッシュレス決済とポイントは複雑に
ファミマ11月からdポイント・楽天ポイント導入
Tポイントを長年採用してきたファミリーマートが、2019年に入りdポイントと楽天ポイントを導入するとリリースが出ていたが、2019年11月から実施される模様です。
【11/1追記】Tポイントも併用のマルチポイントと思っていましたが、近所のファミマはレジ前にTポイントの利用と付与は11月1日に終了の貼り紙がありました。
【11/11追記】正式にリリースが出ました。Tポイント継続。
ファミペイで3種類のポイントカードを管理でき、連携させると一つのバーコードで決済もポイントもクーポンも適用できるみたいです。
ミスドも11月11日から楽天ポイントに加えdポイントも
2019年11月11日から、従来楽天ポイントを採用していたミスタードーナツもdポイントの導入を発表し、マクドナルドと同様にマルチポイント化が進んでいる。
ポイントの切り替えやマルチポイント化が進む
従来採用していたポイントサービスを別のものに切り替えたり、単独採用していたポイントを複数化するマルチポイント戦略をとるケースが増えてきた。
Tポイントからの切り替えや追加が目立つ
ファミリーマートのTポイント以外の採用は衝撃だった。ファミマTカードを発行するなど長年Tポイント採用する主力ブランドであったが、dポイントと楽天ポイントへのマルチ化だけでなく、独自のQR決済であるファミペイも開始。
Tカード会員のみ割引プラスするキャンペーンも、最近ではファミペイ特典に切り替わっている。
他にも、ドトール、アルペン、三越伊勢丹なども続々ポイントサービスを切り替え、最近ではPayPayへ舵を切ったヤフーがTポイントの扱いを縮小し、PayPayボーナスとして展開を始めた。
dポイントと楽天ポイントがマルチ化の候補
マクドナルドがマルチポイントとして採用してから数年経つが、ドコモ会員と楽天会員がベースのポイントサービスはカバー率も高く、マルチ化の対象になりやすいのかもしれない。
dポイントはカフェ系、楽天ポイントはドラッグストア系に強い
dポイントは街のカフェとして店舗数の多いドトールとサンマルクカフェが揃って採用。楽天ポイントはサンドラッグやツルハなどドラッグストアが複数採用している。
コンビニ大手2社で貯まるdポイント
dポイントは元々ローソンでpontaとマルチ化が実施されているのに加え、今月からファミマも採用され、セブンイレブン以外の大手2社でdポイントが貯まる。
セブンイレブンはナナコポイントとセブンマイル、ミニストップはWaonポイントとそれぞれグループのポイントのため、ローソンとファミマ両方で貯まりマックやカフェなど日常利用の多い外食系でも貯まるdポイントの使い勝手がいい。
dポイントはd払い店舗でも貯まり使えるのでさらに便利
dポイントカードを提示で貯まるお店とは別に、d払いを採用する店舗でd払いで決済した際にポイントの還元はdポイントであることから、実質ほぼ全部のコンビニで貯まる。また、d払いの決済時にポイント利用も選択可能なため、dポイント利用のすそ野も広い。
d払い還元のdポイントは期間・用途・時期・エントリーに注意
d払いのキャンペーン還元としてのdポイントは魅力的だが、いくつかの注意点がある。
キャンペーンで貯まる場合は、ほとんどが事前にエントリー限定のものが多い。エントリーを忘れているとキャンペーン対象なのに還元されないので、こまめにキャンペーンをチェックしエントリーをしておこう。
d払いのキャンペーン還元タイミングも遅いので注意が必要だ。メルペイやLINEpayは数日以内など比較的早く還元されるが、d払いは還元時期が数か月後になっている場合が多い。また還元後も用途や利用期間設定されたdポイントもあるので注意が必要だ。
今後はキャッシュレス決済とポイントは複雑に
dポイントとd払い、楽天ポイントと楽天edyや楽天Payなど、QR決済や他の決済サービスとキャッシュレスの要としてポイントを位置付けており、今後のQR決済市場の獲得へ各社連携したキャンペーンを展開していくと予想される。
中でも、ヤフーはTポイントからPayPayボーナスをグループのポイントしても育成していく方針を掲げ、PayPayフリマ・PayPayモールなどEC事業も積極的に展開し、リアルとネットの決済とポイント市場を急激に変化させている。